milk candy☆
第１章

出会いは突然に

「真緒。おとなしく家に居るんだぞ」

「うん」

私、乃野原真緒。

今日お兄ちゃんと修也が族の集会に行くので私が１人でお留守番。

両親は３年前交通事故で亡くなった。

「じゃあ行ってくる」

「いってらっしゃい」

お兄ちゃんは私の頭をぽんぽんとしてリビングを出た。

ブオーン

お兄ちゃん達のバイクが家から出た。

「・・・」

シーンとしているリビングで私は１人でボーッとしていた。

暇だな・・・

時計を見ると夜６時をさしていた。

ちょっとぐらいでかけてもいいよね？

私はお気に入りの洋服を着てコートをきて出かける準備をした。

向かった先はビデオ屋さん。

借りたいのがあったから寄った。

そして借り終わりお店をでると、知らない人が私をちらちら見ていた。

な、なに？

怖い・・・

「ねぇー１人？」

２人居るなかの1人の人が私に話しかけてきた。

「ち、ちがいます・・・」

「どうみても1人にしか見えないんだけど？」

もう1人の人が言う。

「俺等とあそぼうよ」

といいその男は私に手を出してきた。

い、嫌だ！

私はひたすら走った。

「おい！逃がすな！」

すると車から沢山人が出てきた。

どこか逃げれる場所探さなきゃ！

タタタタタ・・・

私は走りながら逃げる場所を探した。

あっ！

あの公園がいいかも！

私は走る速度を上げ公園に逃げた。

ふぅ・・・

これで1安心・・・
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表紙・目次

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