milk candy☆
ていったけど・・・

ガクッ!

私は膝から地面に落ちた。

「無理しないで。怪我ひどくなるよ」

といい、私に腕を貸してくれた。

「すいません・・・有難うございます」

その男の人はニコッと笑った。

私はベンチに座り怪我の手当てをしてもらった。

「名前は?」

怪我の手当てをしながら私の名前を聞く。

「真緒です」

名字言わないほうがいいよね・・・

乃野原って珍しいし・・・

分かるかもしれないから。

「俺、愁。あそこでタバコすってるのが正哉」

愁さんが正哉さんを指差す。

そういえば正哉さんなにもしゃべらないな・・・

「そしてもう1人いるんだけど・・・」

愁さんは言葉をとめた。

不思議に思い首をかしげた。

「よぉ!正哉に愁や無いか!」

て、テンションたかっ!

「チッ・・・」

正哉さんが舌打ちをする。

「ごめんね。真緒ちゃん。うるさいでしょ?あいつ」

愁さんが言う。

「うるさいってなんやねん!」

「お前、少しは黙ってろ」

愁さんが釘をさす。

「うるさいやつが正俊。うるさいときはうるさいっていっていいからね」

愁さんが言う。

「はい。終わったよ」

「有難うございます」

私はお礼を言った。

傷・・・

深かったな・・・

そこで怪我したんだろ?

お兄ちゃんが見たらどう思うかな?

きっとかなり心配するよね・・・

「このこだれや?」
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