ヒビのイキガイ
外は、じめじめとしていたが風がここちEEEE!!!!!
と、無理やりにでも風に対して感度を上げなきゃならんほどに

じめじめじめじめじめじめじめじめ

もはや、こいつは
人類に対する自然の いじめ ですなぁ
じめ なだけに☆

ウォーキング中は
このように脳ミソから意味のないことが勝手に垂れ流れては消えて
垂れ流れては消えて行く。
まるで、おれの最近の、いや、今までのライフじゃないか…!!

―――――ここまで垂れ流れ―――――

じめじめしてるとは言え
やはり運動はイイ!
テレビでやってた骨盤を意識する歩き方で
ケツを軽くクイックイッと振りながら歩いている。
きっと後ろから見たらセクシーに違いない。
おれが、美女じゃないことが悔やまれるほどの後ろ姿なんだろうな!
と思いながらカーブミラーを覗き込んで
そこに映っている みすぼらしい男の姿に驚いた。
だれだよ、こいつ。
おれだけど。

ウォーキングをしてると
少しポジティブになれる気がしないでもない
これは確かに精神衛生的にイイ!
よくウォーキングしてるオジサンやオバサンがいるが
この"少しポジティブになる"ってのが目当てだったのか…!
つまりは、それが生き甲斐ってもんなんだろな、オジサンやオバサンの。

…生き甲斐…

…生き甲斐…!

…生き甲斐…!!!

そうだ!生き甲斐だ!
おれにないのは生き甲斐!!!
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