最期の記憶【短編】
最期の記憶
気がつくと私は…
ざわつく街中に立っていた。
かわいいリボンのついたワンピースを着て…。
あ、これは…私のお気に入りの服だ。
そもそもここはどこなんだろう?
なぜお気に入りの服は覚えてるのに自分自身は思い出せない?
友達も家族も自分も…
なにもわからない
「……………さら…さ?」
< 1 / 11 >
メニュー