サクラミチ。
鈴夏のきちんとした性格で、待ち合わせの30分前に来てしまった。
何度も何度もミラーをみて、妹からセットしてもらった髪にふれる。
「はあ、早く来すぎちゃったかな。。」
鈴夏は、近くのベンチに腰をおろし、そのまままぶたを閉じる。昨日寝ていないのですぐに夢の世界にいった。
どのくらい経っただろう。いきなり肩をやさしく叩かれた。鈴夏は、重いまぶたをゆっくり開ける。
「わぁっ!!」
びっくりして、目を大きく開けると、目の前には日向の顔。
「おはよっ!ゴメン、待ったよねぇ~。」
日向は、申し訳なさそうに言った。
「は、恥ずかしい…///。」
「ハハハ、俺は鈴夏のかわいい寝顔みれてHAPPYだったけどねぇ~☆」
「!!」
恥ずかしさと、にっこり笑う日向で鈴夏は顔が、真っ赤になる。
鈴夏が頭から湯気を出していると、目の前にすっと手が出てきた。
「じゃあ、いきますか。お姫様。」
笑いながら言う日向だけれど、王子様みたいに見えて…。栗色の髪、澄んだ瞳、まっすぐ通る鼻・・・全てがかっこよくて、見とれてしまう。
大きな手をとり、歩き出す。男の人の手・・・
道路は、桜の花びらでいっぱいになっていた。日向の行く道へ、鈴夏はそっとついていく。
日向の大きな手と背中は、とても安心できた。
何度も何度もミラーをみて、妹からセットしてもらった髪にふれる。
「はあ、早く来すぎちゃったかな。。」
鈴夏は、近くのベンチに腰をおろし、そのまままぶたを閉じる。昨日寝ていないのですぐに夢の世界にいった。
どのくらい経っただろう。いきなり肩をやさしく叩かれた。鈴夏は、重いまぶたをゆっくり開ける。
「わぁっ!!」
びっくりして、目を大きく開けると、目の前には日向の顔。
「おはよっ!ゴメン、待ったよねぇ~。」
日向は、申し訳なさそうに言った。
「は、恥ずかしい…///。」
「ハハハ、俺は鈴夏のかわいい寝顔みれてHAPPYだったけどねぇ~☆」
「!!」
恥ずかしさと、にっこり笑う日向で鈴夏は顔が、真っ赤になる。
鈴夏が頭から湯気を出していると、目の前にすっと手が出てきた。
「じゃあ、いきますか。お姫様。」
笑いながら言う日向だけれど、王子様みたいに見えて…。栗色の髪、澄んだ瞳、まっすぐ通る鼻・・・全てがかっこよくて、見とれてしまう。
大きな手をとり、歩き出す。男の人の手・・・
道路は、桜の花びらでいっぱいになっていた。日向の行く道へ、鈴夏はそっとついていく。
日向の大きな手と背中は、とても安心できた。