─Quality of love─
2,illusion
目覚めれば、開けっ放しのカーテンから日差しが顔面に直撃した。

俺はうなり声をあげて眠たい目をこすりながらベットから上半身を起こす。

寝ぼけ眼で携帯を確認すると新着メール七件。
女から四件、男から三件で内容はどれもくだらない。一通り、いい加減にみたあと携帯を閉じた。

時計は昼前を指している。授業を一限のがしたけど、たいして気にならない。
< 11 / 175 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop