─Quality of love─
3,black cat
目が覚めると、いつの間にか自分のベットに寝っころがっていた。
いつ帰ってきたのか記憶はない。
感触は消えていても凪のエロティックな仕草は覚えているから、まぁやることはやったんだろう。
だるい身体を起こして大学にいく支度を始める。
時計は朝の7時を指していて、少し開いた窓からは雨の音だけが静かな部屋に響いていた。