─Quality of love─


俺は何も言葉が見つからなくて黙っていた。

すると莉香はまたブランコを漕ぎだした。




「そんなことしなくても寝て起きたら明日は来るじゃん」




「来ないよ」



突き飛ばすような一言だった。



< 58 / 175 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop