龍王
第1章
転校生
「……もしもし」
「起きたか?」
低く優しい声。
「んー」
「遅刻すんぞ。送ってくから用意しとけよ」
「わかった」
電話を切りベットから降りた。
新しい制服に手を通す。
ネクタイは緑のチェック。
スカートも同じであたしは気に入った。
それを着崩し洗面所で顔を洗い鏡で髪をセットする。
髪色は茶色で時々ピアスが見え隠れする。
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