超現象管理人 風使い編
高露が着いたと連絡が佳伊に連絡がくる。
先ほど連絡した沙耶と柳が迎えにでる。

高露に抱えられた莎羅はぐったりとして痩せてしまっている。
ストレッチャーが運ばれてきた。
大事そうに高露が乗せる。
「とりあえずまず一通りの検査をします。待っていてください」
沙耶が高露に言う。
「高露。これが「隼」の沙耶。大丈夫、喋りがぶっきらぼうだけど良い人だから」にっこりと佳伊がいう。
「俺も検査立ち会う。。」
という高露に佳伊が待ったをかける。
「高露にはちょっと話があるんだ。」
佳伊を見上げる高露。にっこりと佳伊は微笑んだ。

高露は佳伊の部屋に連れてこられた。
「何か。すげー豪華な部屋だな」
キョロキョロと物珍しそうにみまわしている。
「そうかい?」
にこにこと佳伊が答える。
「どうぞ」
柳がコーヒ−を入れてくれる。「あ、ども」と心に無い様子でお礼をする。
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