君を、ネクタイで縛りたい。


「ねぇ―あそぼ―」


ニコッとかわいい笑みで彼を誘う。


か…かわいい…


女の私でさえも見とれてしまう笑みをみせているのは、藤原美里さん、このクラスの…いや、この学校のマドンナだ。


綺麗な黒髪のストレートヘアで、色はしろく、これぞ大和撫子っ、ていう外見をしている。


そんな学校のマドンナに誘われているのは、

佐藤遊佐。マドンナの笑みを見ても顔色ひとつ変えない彼はきっと…いや、だいぶ…かわっている。


「ぇえ―、今は睡眠TIMEだからあとにして」

「なんで―いいじゃん…ねっ昨日の続きやろうよ」


き、昨日の続きってなんだっ!?マドンナと佐藤遊佐はなにをやってしまったんだっっ


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