妹系男子。
小さなその後ろ姿はドアを出ると
振り向いて小さく手を振った
思わずこちらも笑顔になって
同じ様に振り返した
次は俺からメールしてみようかな
女友達って凄く良い
色々楽しいし
林さんと友達になれて良かった
林さん達が帰るのを見るために立っていたから席に戻った
リン「おー、どうしたの」
席にはイチがいた
イチ「よぉ」
リン「人増えたな」
イチ「そうだな」
イチの白いメイド服がまぶしい
イチ「さっきの林??」
リン「そうだよ」
イチ「そっか友達か」
リン「うん」
やっぱ綺麗な女子三人だったから
目にとまったよね
イチ「付き合ってんの??」
リン「は?!…友達だし」
イチが言うとは思わなかった
リン「そうなら前から言ってるし」
イチ「そうだよな、ごめん麟太郎」
イチは白い歯を見せて笑った
眼鏡が光に反射して、目は見えなかったけど