妹系男子。



リン「俺、普通に応援してくれて嬉しいとか言っちゃった」


イチ「はぁ?!絶対駄目だって!」



知らないって恐ろしい



イチ「…まぁ全員が全員って訳じゃないんだろうけど」

リン「…うん」

イチ「あの集団には気を付けろ」



そう言うとイチは眼鏡を掛けて立ち上がった

その温かい手が頭にのる


本当に良い友達



イチ「何かあったらすぐ言えな??」

リン「…有り難う」

イチ「おう。じゃっ、飯食おう!」



イチの顔は一瞬で笑顔になった

多分俺が恐がってたから


ホラー映画とかの方がよっぽど良い



イチ「ヨシー」


イチが俺の手を引っ張るのに連れられて、ヨシと三人で昼食を食べに抜けた



最初はイチがヨシにファンの話をして暗くなったけど


ちょっとしたら
いつもの楽しい感じに戻った



冗談を言い合って、愚痴を漏らして
盛り上がって
ふざけまくって


くだらないことで笑いまくった



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