妹系男子。
スズ「鈴、もう話して良いのかな??」
アキ「…どうかな」
忘れていた鈴の存在
リン「……ぁ、鈴…」
イチ「鈴ちゃーん!!」
「サインしてぇ!!」
「握手ー!!」
イチを筆頭に鈴の周りが一気に騒がしくなった
こんな至近距離で芸能人と会えたのだから無理もない
「鈴木君!」
リン「あー、林さん」
林さんはこちらに微笑んだ
アキ「鈴連れて来ちゃまずかった??」
リン「もう良いよ、これでスッキリした」
本当は言えて良かっんだ
こんな時じゃないと言えないだろうし
リン「林さんは鈴と友達になったの??」
アキ「うん!最初は苦手なタイプかもって思ってたんだけど、意外と話が合う人でね」
リン「そっか」
アキ「鈴木君のおかげだね」
リン「……え」
ちょっとうつむき気味に俺にしか聞こえない声で言った
アキ「鈴木君がいなかったら、鈴とも話せなかった」