妹系男子。



スズ「鈴、もう話して良いのかな??」
アキ「…どうかな」


忘れていた鈴の存在



リン「……ぁ、鈴…」

イチ「鈴ちゃーん!!」
「サインしてぇ!!」
「握手ー!!」



イチを筆頭に鈴の周りが一気に騒がしくなった


こんな至近距離で芸能人と会えたのだから無理もない



「鈴木君!」

リン「あー、林さん」


林さんはこちらに微笑んだ



アキ「鈴連れて来ちゃまずかった??」
リン「もう良いよ、これでスッキリした」


本当は言えて良かっんだ
こんな時じゃないと言えないだろうし



リン「林さんは鈴と友達になったの??」
アキ「うん!最初は苦手なタイプかもって思ってたんだけど、意外と話が合う人でね」

リン「そっか」
アキ「鈴木君のおかげだね」

リン「……え」


ちょっとうつむき気味に俺にしか聞こえない声で言った



アキ「鈴木君がいなかったら、鈴とも話せなかった」



< 188 / 713 >

この作品をシェア

pagetop