妹系男子。
早く返した返事は
困った時用に前々から準備してたもの
アキ「ごめんね、私が知らないだけで、秘密にしてるなんて思わなかったから」
リン「あー、良いんだって」
もし今日、鈴が来てなかったら
いつまで鈴のこと隠してたんだろう
まぁでも、隠し通せはしなかったよね
アキ「なんか、凄く感動しました」
リン「ん…??……あぁさっきの」
俺とヨシの感動スペクタクル
アキ「鈴木君の友達は市川君しか知らないけど、見てるだけで凄く仲良いんだなぁって」
リン「そっかー、イチとは一年の時同じクラスだったんだっけ」
アキ「うん」
余韻に浸っていたのに
気付けば“鈴木君”に戻ってた
リン「ヨシ優しいから」
アキ「仲良しなんだね」
リン「うん……あ、そういうのじゃないから」
林さんの悪戯な笑顔に返事を返すと
アキ「冗談だよっ」
って可愛い笑顔が跳ね返って来た