妹系男子。



レナ「市川君、早くしないと皆帰れないよー」


高木が男子達を掻き分けて出て来た


イチ「…ぉおう、ごめんごめん」



イチは大きく咳払いをして教室の中央へ移動する



…本当にお咎め無しなんだ

いつも通りに終わる教室の雰囲気で改めて感じる



関係無い人には何と思われても良いと思った

でもクラスの皆は特別



これっきりの関係にはしたくなかった


だから本当に嬉しい

今まで通りでいれるなんて
本当に嬉しい



イチ「…えっと、待たせてごめん」

イチが話し始めると静かになる



イチ「二日間、皆お疲れ様」

「お疲れ様でしたー!」



そして今まで通りに皆で返事



イチ「皆の頑張りのおかげで、クラスで特別賞が獲れました」


そうだった
自分のことでいっぱいいっぱいで
忘れていた



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