妹系男子。
迷っているうちに
先に買われてしまった
アキ「はい、鈴木君にあんパンあげる!」
林さんはこちらにあんパンを差し出した
今買ったばかりのものを
リン「…ぇ、あー大丈夫!俺ならカレーパンで良いし」
アキ「カレーパンと迷ってたんだ??」
林さんの笑顔は
垢抜けててなんか眩しい
リン「カレーパンって美味しいよね」
アキ「うん、私もそう思う。でも、あんパンが良かったんだよね??」
リン「大丈夫だよ、買ったじゃんあんパン」
売店の前、二人きり(売店のおばちゃんも)
あんパンを譲り合ってる
アキ「実はお弁当有るんだよね、鈴木君に奢ってあげるよ」
リン「そうなの??」
アキ「勢いで買っちゃったけど、鈴木君に奢れるなら本望だし」
不思議な光景だよね
リン「そんな、本望って」
アキ「相談に乗って貰ったお礼だよ。あんパンで申し訳ないけど」