妹系男子。



別方向に三組は歩き始める


リン「中さん、どこ行きたいですか」

ナカ「リボンちゃんの家に行きましょうか」


さっき行ったばかりだよね??



リン「もう一度ですか??」

ナカ「今は私だけですから、気にせず可愛いものにはしゃいで下さい」


リン「……え」

ナカ「別行動なんですから、誰も見てませんよ。私なら秘密知ってます」



……中さん

なんて良い人


俺が“可愛いもの”を
我慢しなくて良い様にしてくれるなんて



さっきの提案も俺のため??

…これは自意識過剰すぎるかな



リン「…本当ですか」

ナカ「私もリボンちゃん大好きなんですけど、皆さんの前じゃとても」



俺達二人共
隠れキリシタン的な存在だったんだ

異教徒も二人きりなら羽を伸ばせます



リン「行きましょう!」

ナカ「はい!」



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