妹系男子。
レナ「やっぱ人多いねー」
観覧車の列はなかなか長い
最後尾に並んだ
ずっと前まで続く列
そのほとんどがカップル
変わらない位の年齢の奴も多い
俺達もカップルに見えてるのかな
時間が経つごとに後ろにも列ができる
観覧車ってやっぱり人気だよね
リン「寒くない??」
それ位しか思い付かなかった
前後左右カップルばかりだから
変に意識してしまう
レナ「大丈夫だよ」
高木は膝上のスカートだった
レナ「最近、寒くなったよね」
リン「なんか早いよな、もうすぐ冬だよ」
時間が経つのって早い
こうやって年老いて行くんだろうな
とか言っていると
「まだまた子供だよ」
なんて父親によく言われていた
レナ「来年は受験で、遊園地になんか来れなくなっちゃうね」
リン「受験か…」
時間が経つのってどことなく寂しい
変わらないものなんてない
諸行無常とはよく言ったものだ