妹系男子。
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鈴は見間違えてなどいなかったのだ
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イチ「ちょ、麟太郎大丈夫か??」
ヨシ「だから、昨日寝れてないんだな」
……こんなことになるなんて
イチ「話なら聞くからさ」
ヨシ「言ってみ??」
リン「…うん、引っ越して来る前にな――」
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俺と鈴はよく二人で遊んでいた
友達がいなかったのではなく
俺達の家が学校から離れていたから
学校までは
近所に住む親戚の叔父さんに
毎日送り迎えして貰っていた
友達とは学校だけでしか会えないけど
それでも皆仲良くしてくれる
親友だと思える友達もいた
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奴が現れたのは
一番楽しい生活を送っていた
小学校六年生の頃
奴は鈴の友達の一人だった
ある日、わざわざ遠い俺達の家まで
遊びに来たことがあった