妹系男子。
「あら、今回は何??」
リン「気分悪くて、寝て良いですか??」
「…仕方ないわねー」
保健の先生は俺にあきれている
だけど信頼のおける大人の一人
寝てると全てを忘れられる
頭もリセットされるしね
―――
―――
―――
目が覚めたのはやっぱり夕方
リン「先生、今何時ー??」
「5時だよ」
その声は先生じゃなかった
リン「……えっ?!」
ベッドから跳び起きた
「おはよう」
リン「あき……林さん??」
林さんがいた
アキ「もう放課後だよ」
リン「……そっか」
寝過ぎて背中痛い
リン「イチとヨシは??」
アキ「まだ教室にいたみたい」
林さんはいつもと様子が違った
リン「林さんはどうしてここに??」
体調が悪いのかな
アキ「その……聞きたいことがあって」
林さんはうつむいていた