妹系男子。



鈴の部屋に入ると鈴は起きていた


リン「飲み物持って来ようか」
スズ「ん、大丈夫」


鈴のベッドに腰掛けた


リン「大丈夫??」

スズ「驚いただけだよ、落ち着いたから」


氷のうを額にのせてやると、少し気持ち良さそうに目を閉じた


リン「このまま寝る??」
スズ「そうする」
リン「夕飯は??」
スズ「いらない」

鈴の短い髪の上を撫でた


スズ「誰か来てたの??」
リン「え??」
スズ「声してた、女の子??」
リン「あー、うん」

スズ「そっか……彼女??」
リン「ううん、クラスが一緒なだけ」
スズ「そうなんだ」


微笑えんだ鈴はとても小さく思えた



リン「おやすみ」

スズ「おやすみ麟太郎」



鈴の部屋を出る




スズ「麟太郎は鈴だけのヒーローだよ」


――



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