妹系男子。
ニ
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そう、上手いことが続くなんてない
リン「…まじかー…」
A組に来たは良いものの
扉は閉まっております
これを開けちゃって良いものか
他の生徒が沢山いたら??
林さんがいなかったら??
廊下で立ち止まって数分
通り行く人々に変な目で見られる俺
リン「…よしっ」
そろそろこのままではいられません
―――
ゆっくりとA組の扉を開ける
リン「…あのー」
「…鈴木君」
リン「林さん!」
良かった、林さんがいた
それに他には誰もいない
アキ「驚いたー、廊下でうろうろしてたの鈴木君だったのかー」
リン「ごめん、開ける勇気がなくって」
一瞬にして頬の筋肉が緩むのがわかった
リン「体育だったの??」
林さんはジャージを着ている
アキ「ううん、制服汚しちゃって」
リン「そっか、寒くない??」
最近肌寒くなってまいりました