妹系男子。



リン「だーもう」


疲れた

ソファーに座ると違う扉が開いた


ナカ「ぁ……お疲れ様です、お手洗い借りました」

リン「トイレ位いつでも貸す」


カツラをとり、眼鏡をとり、深呼吸



リン「大丈夫だった」

ナカ「…え」

リン「バレなかった」

ナカ「そうなんですか?!」




それから全てを話した


ナカ「熱狂的な方が多いみたいですね」

リン「ん、そうみたい」


中さんは奴を理解出来ないらしい



リン「すいません中さん、お茶取って来て貰えます??」


グラスとお茶の場所を教え、取って貰った


ナカ「疲れましたか??」
リン「疲れる奴でしたから」


グラスを持つ中さんの指は細く長かった



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