妹系男子。
あくびをしながら階段を下りる
洗濯物を干さないと
間に合うよね
リン「……何でだよ」
リビングに足を向ける
リン「お前何でいんだよ」
「昨日の麟太郎、激しかった」
リン「ユカ、ウザい」
うっとりした顔のユカは無視します
ユカ「何よ、冗談じゃん」
リン「笑えないから」
洗濯機から出して来た
洗濯の済んだ衣服を物干し竿に干す
リン「鈴は??」
ユカ「学校行った」
リン「ユカは行かないの??」
ユカ「秋穂に会うのはね」
鈴はあの場面に出くわしていない
知らないフリができるから
リン「俺、学校行くから」
ユカ「昼休み終わるのに??」
そう、もうそんな時間
ユカ「私も行こうかなー」
リン「ん??行けば」
洗濯物を干し終わり
俺とユカは家を出て学校へ向かった
太陽が登った昼といえども
冷たい風は容赦なく吹き付けた