妹系男子。



俺は心から安心した


イチとの不仲で眠れなかった夜も
全部夢の様に流れてしまえ



イチ「ちゃんと全部言えて良かったー、俺罪悪感で死にそうでさー」

リン「声から別人だったしな」


こんな風に笑える日が
すぐにやってくるなんて



―――



―――


やっぱりここ最近の俺には
急激な変化しか起きてない


波瀾万丈な日々
ついていくのがやっとだよ



若い、ってこういうことなのかな???



イチ「ヨリ戻すよな??」

リン「……え??」


イチ「じゃないと俺気まずいじゃん」


イチはまた笑ってみせる



イチ「俺も前みたいに仲良くしたいよ」


一人だけ仲間外れ
なんて俺達の柄じゃない



リン「……だって、イチも林さんを…」

イチ「俺ならフラれた」


………



リン「……はぁっ?!」

イチ「勘違いすんなよっ!……フラれたから、言ってるんじゃないからな」



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