キミの隣に僕がいる
たくさん食べて満足した俺たち。
俺と悟は後片付けをしている。
「しっかし、いっぱい食ったなぁ♪」
「そうだな。あの後、悟は頑張ったもんな?」
あの後、悟は肉をもらうために美奈にずっとお願いしてたんだ。
「そうそう。全く、美奈ってばほんと極悪だ(笑)」
「いいのか?そんなこと言って??」
「いいんだよ。どうせ優貴と一緒に部屋にいるしな。」
とか言いつつも、恐る恐る後ろを振り返る悟がウケる。
「雅、なんだよ!?俺、怖くねぇもん!」
わざとなのか本気で言っているのか分からないほどの言い方。
「フッ…マジで悟は最高だな?」
「??????」
本当に、悟は最高だよ。
友だちになれてよかった。心から信頼できる人なんていないと思ってた。
「悟、大好きだ」とか言うとあっちだと勘違いされると困るので言わないけどな?
それからしばらくした後、ようやく片づけを終えることが出来た。
「ふぅ、やっと終わったよ。」
「ほんと。疲れたな。」
~♪♪♪
タイミングよくメールの受信音が鳴る。