キミの隣に僕がいる

たくさん食べて満足した俺たち。

俺と悟は後片付けをしている。

「しっかし、いっぱい食ったなぁ♪」

「そうだな。あの後、悟は頑張ったもんな?」

あの後、悟は肉をもらうために美奈にずっとお願いしてたんだ。

「そうそう。全く、美奈ってばほんと極悪だ(笑)」

「いいのか?そんなこと言って??」

「いいんだよ。どうせ優貴と一緒に部屋にいるしな。」

とか言いつつも、恐る恐る後ろを振り返る悟がウケる。

「雅、なんだよ!?俺、怖くねぇもん!」

わざとなのか本気で言っているのか分からないほどの言い方。

「フッ…マジで悟は最高だな?」

「??????」

本当に、悟は最高だよ。
友だちになれてよかった。心から信頼できる人なんていないと思ってた。

「悟、大好きだ」とか言うとあっちだと勘違いされると困るので言わないけどな?

それからしばらくした後、ようやく片づけを終えることが出来た。

「ふぅ、やっと終わったよ。」

「ほんと。疲れたな。」

~♪♪♪

タイミングよくメールの受信音が鳴る。





< 103 / 135 >

この作品をシェア

pagetop