キミの隣に僕がいる
4章~新たな恋~
「おいっ!
雅すげぇよ!!」
「ん?何がすごいの??」
校内にある、ホールの中にいる俺と悟。
「何がすごいの?って??
お前が学年1位なんだよっ!」
悟の言葉にみんながなぜか俺を見る。
「学年1位ぃ?
んなわけねぇだろ。1位は優貴じゃねぇの?」
たいした勉強してない俺がそんな急に1位とか取れないだろ。
「俺の言葉が信じられないなら、
この紙を見ろバカ。」
目の前につきつけられる、上位者の名前が載っている紙。
「ほら、ここっ!」
悟が指指すのは、
用紙の左の1番上。
「ひ、じ、り…雅……って俺じゃんっ!!」
だから言っただろ?というような目で見てくる悟。