キミの隣に僕がいる
「雅ー!準備できた?
早くしないと飛行機行っちゃう!」
「大丈夫!待たせて悪い!」
俺は3人が待つところに向かう。
ここは空港。
そして、もうすぐ俺たちは空へと旅立つ。
あっという間に過ぎていく春。
気づけばもう夏になりはじめて、
やっと梅雨が終わったところ。
「早く行くぜ?」
「あぁ。」
キャリーバッグを持ち、
ゲートをくぐる。
キャビンアテンダントにチケットを見せて搭乗する。
チケットを見せた時のキャビンアテンダントの顔は、
席に着いてからでも笑ってしまった。