キミの隣に僕がいる

「じゃ、後でね?

荷物の整理が終わったら、ここで待ち合わせ。」

エレベータを降りると目の前には広ひロビー。

その目先には2つのドアがある。

西崎がロビーの床を指して言い、

優貴と1つのドアを開けて入っていった。

「雅、俺たちも行こうぜ。」

悟の言葉に頷き、

カードキーを入れて入る。

ドアを開けると、目の前には広大な海。

「うわっ!

すげぇーよ!!」

ベッドにいきなりダイブし始めた悟。

「ほんと、すごいな。」

ゆっくりと窓に歩いていき、

遠くの海を眺める俺。

「てか、雅!

はしゃいでないで、早く準備しようぜ?」

その言葉、そっくりそのままお前に返すぞ悟。

というのは、仕方なく心に秘めて、

準備し始める。
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