大好きで大好きで…
入学式
これを持ちまして
本日の式を終了とさせていただきます
式が終わり教室に戻る
私は朝遅刻寸前で
慌てて学校にきたのでクラスに
どんな子がいたかなんて
全然見てもなかった
私は席に座り
ふと横を見てみると
そこには…
私の一目惚れの相手がいた
私は驚きすぎて
その子の顔をじっと見ていた
「ん?どうした?
俺の顔に何かついてる?」
私はその言葉で我に返る
「あっ、いや…なんでもないです」
「あれ?お前さっき会ったよな?」
「あ~はいっ…」
「まっこれから1年よろしくな。
つかお前名前なんてーの?」
えっ今私によろしくって言った?
どうしよ…
恥ずかしくて顔見れないよ。
その動揺をなんとか
隠しながら私は答えた
「ゆい…宮崎ゆいです!
よろしくね。」
「おう。
俺は上田なおき。」