年上王子と新婚旅行☆


あたしがすっかり元気を無くして俯くと、何かを目の前にちらつかせる啓飛。


なに………………っ!!!?




「な、ななな……」



なんで!?

なんで啓飛があたしの水着持ってんのよ!!!?///




あたしが顔を赤くしたところで、啓飛はニヤリと笑って近づいてきた。


っちょ……




「華のお母さんに言っておいたんだよ。
『水着を華のカバンに忍ばせといてください』ってね?」




な、なにそれ!!!



「なんで直接言ってくれないの!?」


「だって、華のびっくりする顔が見たかったからさ。」





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