年上王子と新婚旅行☆
徐々に近づいてくる啓飛から逃げようとしても、狭い車内には限界がある。
すぐに捕まえられてしまった。
「…どうする?入りたいんでしょ?」
「そ、そりゃぁ……」
あたし、海とかプールとか大好きなんだもん。
泳ぎたいよ。
そんなあたしの言葉に、満足気に微笑む。
ま、またなんか企んでる!!!!
案の定、ニヤリと口の端を上げた啓飛は
あたしの首筋を撫でた。
「っ!!?///
な、なに……っ」
「水着、返して
って言ってみてよ。」
……は、はぁ??
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