年上王子と新婚旅行☆
ジッと見つめると、こちらに振り返って近寄ってくる。
…?
啓飛の手が頬を滑り、反射的に瞼を閉じる。
その瞬間、肩に温かいものが触れた。
……?
首がくすぐったくて目を開けると、啓飛が首筋に頭を預けていた。
…え!!!!?/////
そんな啓飛に、あたふたしてしまうあたし。
ここ、人たくさんいるのに!!!
「……け、啓飛…?」
「…消毒。
華が汚された。」
え…?
消毒…って?
「お前はもう、ガキじゃねぇんだ。ちょっとは警戒心もて。
…いいな?」
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