年上王子と新婚旅行☆


………おぃ。

なんだそれ。



伝承したように俺まで赤くなってしまった…



最悪…///




「あたし、そういうこと言われるの夢だったの!!!
連れてってやる……って!!!///」




連れてってやる の部分だけ声を低く変えた華。


おそらく俺の真似をしてると思われる。



そんなキザな言い方してたか!?




「……はぁ。

それはよかった。」



フッと笑うと、急に固まった華。



は?


今度はなんだ?




「……も、もういいから!!!///
運転してっ!!」




さっきより赤くなった彼女が、俺の肩をペシペシと叩いた。




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