年上王子と新婚旅行☆
∞′年上王子サマ


二日間の短い旅行はあっという間に終わってしまい……


またいつもの日々に戻った。




あたしは大学で勉強して、啓飛は会社に勤める。


前と変わらない毎日が過ぎていった。





…そんなある日。




「ただいまー。」


「華!!おかえりなさい!!」




妙にハイテンションなお母さんを不思議に思うと

無理矢理リビングに連れ込まれた。




「ちょ……って。

………啓飛?」


「華、おかえり。
突然来てごめんね?」




まだスーツ姿の啓飛がいた。


な、なんで!!?




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