年上王子と新婚旅行☆


甘く囁いて

頬にキスを落とされる。



それだけで、あたしの心臓は爆発しそうだというのに


何も考えられなくなるというのに。




あたしのことより、啓飛のことが心配だよ…?




「啓飛だって…すごくかっこいいんだから…
気を付けても女の人がたくさん寄ってくるでしょ?

あたしの方が……心配で…」


「俺が華以外の女になびくわけない。」




キッパリ言い切る啓飛に、満たされていく気がする。



「……ありがとう。

あたしだって、啓飛以外は興味ないから。

こんなに幸せにしてくれる人…
ほかにいないよ…?」




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