SHINING
綴喜の発言に

「恵理奈は俺達の仲間だ。
何があっても俺達が守る。
俺達が力を合わせれば不可能は、無いんだ!」

直海が綴喜を直視する。

「そうだよ!俺達今までなんでもやってこれたもんね!」

血の気の戻った秀磨に

「恵理奈には岸田が付き添ってるあいつに任せておけば大丈夫だ」

直海が力強く頷いて見せた。

「僕はただ何かある前に対処するべきだって言いたかっただけで」

足を組み換え

「そもそも恵理奈が局に行くこと自体が間違ってたんだ!」

髪に手を伸ばす。

「っとにお前は小ちぇ男だな…」

直海が綴喜の前に座り直した。


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