SHINING
首筋から徐々に下がっていき

「ヤだ!止めて!」

「何で?
して欲しかったんだろ?」

「違っ…もうヤだ…。
何考えてるのか解らないよ…」

泣き出した恵理奈に
冷静さを取り戻していく慶吾。

「…悪かった」

握り締めたままの腕を離す。

「ごめんな…」

ブラウスごと袖口から押し上げ。白い柔肌に指の跡を認める。

「痛かったよな…」

「痛かったよ…。
慶吾君にそんな風に思われて…。私の気持ち無視して無理矢理…。痛かったに決まってるでしょ!
胸が痛くて苦しくて辛かったよ」

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