SHINING
聞き間違えるはずがない。

「どうして?」

ドアの向こうには
慶吾の姿があった。

「まだパジャマじゃん…。
俺は別に良いんだけど…。
やっぱ他の人には見せらんない」

勝手にクローゼットの中から服を取り出し始め

「はい早く着替えて!」

恵理奈に手渡し

茫然としたまま動かない恵理奈のパジャマのボタンを外し出す。

「ほら時間ないから!」

谷間が露になった頃

「ヤっ!エッチ!」

漸く慶吾の手から逃れた。

「時間ないって!
これも肌身離さず持ってろって」

制服の胸ポケットから
小型機器を取り出し。

「ほら!」

恵理奈に差し出した。


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