SHINING
「ああグラビアの撮影だね?
それは棟が違うんだよ。
間違えるから案内してあげよう」

手を引いて歩き出す。

「えっちょっと違いますって!
グラビアじゃありませんから!」

慶吾の制止を払い退け

「向こうは一流しか入れないんだ君もいつか入れる様に頑張れ」

急ぎ歩き続ける。

「違うって言ってるでしょ!
とにかく手を離して下さい!」

慶吾は男の腕を掴んだ。

「ちょっと君!どこの事務所?」

その手を払い退け威圧する。

「いやだから違うって…。
俺達はタレントでも何でもない」

「この子だけの問題じゃない!
事務所全体の問題だ!
さあ言えどこの事務所何だ?」

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