「湯をかけて三千里」
(A)

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■相談です。「六年前から好きだった、かなり年上の女性に未だ告白出来ません。六年前に一度告白しましたが、「まだ時期尚早」と言われました。当時は九歳です。もうそろそろ良い時期でしょうか?その女性は、長い間上京していましたが、つい最近、地元に帰ってきました。ちなみに、電車は山手線・大阪環状線が好きです。十五歳男」

■再現ドラマで解答します。
 あの頃、地元の中心走る環状線、その路線を走る電車が一周する間に、車内で何回ヌけるかちゅう遊びが、おまえら糞ガキ中学生四人どもの間で流行とったみたいで、その四人っちゅうのが、山田と竹井と藤井とおまえのクソ中坊グループで、まず、山田っちゅうのは中坊にもなってトランクスやのうて未だ白いブリーフ履き続けよった、それが皆にバレた事がきかっけになって、ブリーフのブリつまり「鰤(ぶり)」ちゅうあだ名がついてもうた悲惨児、一方の、活字中毒でもあった竹井は、トチ狂うた凶悪な想像力の持ち主で、どんな書籍使うてでも自慰行為可能なスキルがあって、ある日の休み時間、同級生に借りた物理の教科書使うて自慰行為かまして、あろうことか飛び出した自分の汁をその教科書のページにべとーっとネットリ浴びせよって、しかもそれ拭きもせんかったから、結果、そのページについた汁が見事凝固して完成しました糊付け袋とじ状態の教科書ってな具合、当然、教科書の持ち主からド顰蹙を買うて、それ以来、「糊(のり)」というあだ名がついたやっぱり悲惨児、で、次の藤井のあだ名は「ドリ」で、それは単に異臭キング野菜のドリアンのように口が臭いって事から。で、最後におまえにもあだ名が確かあってんけどまぁ忘れた。そんなおまえら四人組が、帰宅途中に乗るこの環状線、その上を走る電車が、乗車駅に一周して戻るまでの約一時間、その間、ポケットに手突っ込んで自分で自分のあそこ摩り摩りして、何回ヌけるか(事前にトイレでゴムつけて乗車やけ、出ても大丈夫!)を競うっちゅう、まさに、ゆとり教育の最先端を特急快速でひた走る実にしょーもない遊びやっとった。
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