完◆ ぐだぐだ
大好きな母を。
誇れるように私が立派になればいいのです。
簡単だったのかもしれません。
思い出しました。
3才の私が“南ちゃん綺麗ねー”と言ったそうです。
母はそれが嬉しくて、いつまでも私の為に綺麗で居てくれようとしていたのです。
父が私に嫉妬したんだと。
はにかみながら話す母は幸せそうで。
私は母のような人になりたいです。
調子に乗ると困るので言いませんが。
いつか弟に聞かせてあげたいです。
私たちは幸せだね、と。
教えてあげたいです。
母が女で居られるように、私も協力してあげようと思います。