2番目の―女―
そんな生活が1ヶ月続いたある日。
相変わらず愛はホストにハマっていて、あたしを誘って来たりもする。
でもあたしはあれから一度も新規は行ってない。
唯一DEARだけは、愛と一緒に飲みに行ってる。
送り指名をした時の嬉しそうな龍の顔が忘れられなくて
もっと喜んで欲しい、なんて柄にもない事思ってしまったあたし。
「…優美、だいすきぃ〜〜!えへへ」
酔っぱらいの龍があたしを外まで送り出ししてくれた。
「はぁ…はいはい」
「ハイハイって…優美は相変わらず冷たい!もーイヤっ!優しくしーてー!」
龍は酔っぱらうと甘えたがりみたい。
そんなとこも可愛かったりする。