あの夏の日
なぜ海だったのだろう。



ただ都会の喧騒から



逃れたかったのかもしれない。



その日は…



まだ海に入るには肌寒く



少しの間



サーファーたちを眺め



海の雰囲気を楽しんだ。



大学生の彼は何か隣で話していたが、


私の耳には届かなかった。






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