あの夏の日
彼のボードは



私のだいすきな



スカイブルー。




なにより




波と一体になっている




その見事なライディングに




辺りの視線を




ひとりじめ。




「ここにしましょう。」



私はなおきに



車を停める場所を伝え、



先に駐車場をあとにした。



そして…



吸い寄せられるように



海辺へ歩きだした。





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