あの夏の日
偶然
かいとの部屋の
写真の中に
見慣れたパーカーが
「これは…」
『そう、あなたです。』
「どうして?」
『僕の好きな色のパーカーだったから』
そこには
私の後ろ姿が
なぜか寂しそうに
写っていた。
『だから、知ってるって
言ったんだ。』
写真の中に
見慣れたパーカーが
「これは…」
『そう、あなたです。』
「どうして?」
『僕の好きな色のパーカーだったから』
そこには
私の後ろ姿が
なぜか寂しそうに
写っていた。
『だから、知ってるって
言ったんだ。』