あの夏の日
『すみません』



私を呼ぶ声。



目をこらすと



少年がいた。



『風邪ひくよ。』



しまった!



すっかり寝ていたらしい。



「すみません、ちかくに泊まれるところありませんか?」



『もしよかったら、うちに来ませんか?』



新手のナンパ?



でもあまりお金もないし、



とりあえず着いていくことにした




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