―黒蝶―
告白
アタシはさっきあったことを全て話した。
まだ、病み上がりだから途切れ途切れだったけど、ゆっくり話した。
「そうだったんですか…」
少し悲しげな表情を浮べた。
「でも、七瀬さんは今でも好きなんですか?」
「―え?」
「だって、今の話じゃ好きって感じですよ?」
「…?」
「泣いたのだって、お互いの姿は変わったけど、中身は変わってないことが嬉しかったんじゃないんですか?」
そう言われてみればそうかも。
アタシは蓮を見て、変わった…
そう思った。でも、会って話すと―
オーラも話し方も、アタシを気遣ってくれる優しさ。
全部変わらなかった。
まだ、病み上がりだから途切れ途切れだったけど、ゆっくり話した。
「そうだったんですか…」
少し悲しげな表情を浮べた。
「でも、七瀬さんは今でも好きなんですか?」
「―え?」
「だって、今の話じゃ好きって感じですよ?」
「…?」
「泣いたのだって、お互いの姿は変わったけど、中身は変わってないことが嬉しかったんじゃないんですか?」
そう言われてみればそうかも。
アタシは蓮を見て、変わった…
そう思った。でも、会って話すと―
オーラも話し方も、アタシを気遣ってくれる優しさ。
全部変わらなかった。