―黒蝶―
ふとした事がキッカケで一気に生活が一変した。

でも、今の生活は楽しいし、苦しくない…


コンコン...



ドアをノックする音が聞こえてきた。

「七瀬、着替え終わったか?」

「うん」

「入るぞー」



扉が開き、入ってきたのは雷蝶の10代目総長、紅 秋葉。

アタシを救ってくれた恩人なんだよね。


「七瀬、今日の気分はどうだ?」

「うん、今日は平気」


アタシは精神不安定になりやすく、体調を崩しやすいらしい。

でも、自分もよくわからない。


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